ブロガーごっこ

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ジョジョ展に行ってきました

 

荒木飛呂彦原画展in金沢に行ってきた。元々2020年開催予定だったのがコロナで流れて2022年開催に。ジョジョを好きになったのがコロナ禍で暇になった2020年だったから、2年流れたのは逆に良かったのかもしれない。2年のうちに部屋に漫画全巻揃ったし、〜8部まで結構読み込めたと思う。アニメも3周はした。

金沢の名物を食べつつ21世紀美術館まで街を歩いた。会場が近づくにつれてスタンド使いが多く見受けられた。ジョジョ好きな人ってファッションが奇抜だったり(派手髪だったり原色の入った服を着ていたり…でもみんな似合ってて凄くお洒落)ガチオタ気味だったり、ジョジョ世代の40代くらいのおじさんだったりめっちゃわかりやすい!

f:id:rock_de_bashi:20220512114017j:image到着 (と思ったらこっちは物販会場だった💦)

会場に入ったらまずガイドを借りるか迷って、スタッフの人に「これって荒木先生が喋るやつですか?」って聞いたら「そうです!荒木先生ご本人の解説が聞けます✨」ってことだったので秒で借りた。ガイドを耳に当てるとまず荒木先生のご挨拶が。あらぴこの声じゃん〜!!って2人で大興奮。足をお運びいただきありがとうございますとか言われたけど、こっちの方がありがとうと言いたい。

ジョジョの歴史に沿って漫画原稿とかカラーの原画とか次々に展示されてたけどやっぱり本物っていうのはイイ!漫画原稿は枠外に書かれたメモとか、ネーム?構成を考えたときの下書きみたいなやつとか本当に人が描いてるんだなって実感するようなものばかり。線の一本一本が力強くて、でもしなやかで岸辺露伴みを感じた。まあこれはアシスタントの仕事だと思うけど、トーンとか実際に切って貼ってます!って感じも実物感増して良かったな。カラーの原画は同じものを画集とかで何回もみてたけど実物はレベルが違う。絵の具の質感とか鮮やかさとか(たまに絵の具が垂れてるところとかあったり)最高✨ここにこの色使ってたんだ!みたいな新たな発見もあった。枠外に色の試し書きしてるやつとかもあったりして、こんなの見せてもらって良いんですか?って思うものが本当に沢山。ちゃんと保存してるんだろうけど、1980年代とかのなので背景に貼ったトーンがよれてたりしたのも歴史を感じて良かったな。

目玉の特大原画『裏切り者は常にいる』ってやつは2mの絵が12枚も並べられてるやつなんだけど圧巻だった。でかい分顔の細かいところまでよく見えたので、表情はもちろん眉毛(まつ毛じゃなくて眉毛)一本一本はっきり見えた。あと目がめっちゃキラキラしてた。定助とかジョニィとか割と最近のキャラクターって本当に顔が綺麗で素敵。康穂ちゃんとか徐倫は本当に等身大で本当にそこにいるみたいだった…現実に居て欲しいくらい好き。すぐ横でメイキング映像が放映されてて、荒木先生が喋ってたけど「大きいから鮮やかにしすぎると目がチカチカしてしまうと思うのでこれは落ち着かせめカラーリングです」的なことを言っててスゲ〜と思った。そんなことまで考えてるんだな。あと「等身大に描いてると、キャラの頭を撫でてるようで描きながらその人のこと好きになっちゃう」って言ってた。いいな、私の等身大も描いてくれないかな〜

まあまあ賑わってたけど、GW明けのど平日だったので人絶対少なかったと思う。全部の絵をこの線より前で見ちゃダメだよ、の線の最前列で見れた。ゆーっくり見たので2時間は会場内に居たかな。出る前にもう一回だけ01番、荒木先生のご挨拶を流してガイドを返却した。

物販会場のところにでっかい絵が展示されてて、写真を撮れる場所があったんだけど、そこにいたお姉さんが良かったら写真撮りましょうか?って声かけてくださって、「イギーの横に立つので引きで3枚くらい入れる感じで〜」みたいなクソだるいお願いしたんだけど快く引き受けてくれた。“イギーの横”ってのが伝わるだけでとっても嬉しかった。あと写真めっちゃ良い感じで撮ってくれた。ありがとうございました…!

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f:id:rock_de_bashi:20220512144754j:imageこれは渾身のジョジョ立ち(カーズ)

ライブもそうだけどその場に同じものを好きな人間だけが集まるのってめっちゃ良いね。え、それ好きなんですか…実は私もなんですよね〜がめっちゃ起こる。すれ違う人みんな生き生きしてた。まだ語りきれないので他はまた次回書きます。